楽しく、元気におやつの大切さ
「おやつ」という言葉は子どもにとっても、 大人にとっても嬉しい響きがあリます。
食事と食事の間に少し食べる間食をおやっといいますが、その語源は八つどき(午後2時から4時くらい)に食べたことから今でもこう呼ばれています。
おやつは食事では味わえない五感を剌激し、食べる満足感や安らぎも与えてくれるので、子どもの精神面や態度によい影響を与えますが、その反面、 おやつの食べすぎによって、味覚や健康に影響を与え、 偏食や食欲不振など食生活の乱れを引き起こす要因になることもあります。
子どもにとってよいおやつとは、栄養的に配慮しながら、おやつの種類や量、そして食べる時間の管理を適度にした上で、 親子や家族でおやつの時間を楽しめることが大切です。
幼児にとってのおやつの役割
幼児期は体が小さいながらも多くのエネルギや栄養を必要としますが、胃の容量が小さく、消化や吸収が未熟なために、一度にたくさんの食べ物を処理することができません。
そのために、子どものおやつは3回の食事では補えない栄養を補給する「小さな食事」の役割を持っています。